悪い芽は早く摘め

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「悪い芽は早く摘め」とは、将来の自分に対して悪い影響を与える可能性がある物事を、まだ大したことがない今のうちに根本的に解決や退治をしておこう、という意味です。

 

僕の場合、副鼻腔炎という病気の手術を先日行いました。日常生活にさほどの影響はなかったものの、服薬では治らなかったため、エイヤーと手術を決断しました。僕にとっての悪い芽は、副鼻腔炎だったというわけです。

 

そこで、今回の記事では僕自身の副鼻腔炎への向き合い方、手術、その後…という実例を記すことによって、ご自身の悪い芽に目を向けるきっかけになればと思います。(副鼻腔炎についてはあくまで素人記述ですので、そこんとこはご了承ください)

 

目次

副鼻腔炎ってどんな病気?

副鼻腔炎はどうやって治すの?

副鼻腔炎の手術中と手術後はどんな感じ?

④ 感想・学び

 

 

副鼻腔炎ってどんな病気?

病名:副鼻腔炎(ちくのう)
症状:鼻づまり、膿性鼻汁、後鼻漏、頭痛、副鼻腔付近の鈍痛 咳、喘息、咳喘息、熱 など

原因:細菌、ウイルス、鼻の構造
治療:鼻腔に交通し、顔面骨のいろいろなところにある空洞を副鼻腔といいます。
その副鼻腔に感染がおこり膿が溜まり、副鼻腔炎となります。お薬などで加療を行い、外来処置を続ける事で治癒しうる病気ですが、なかなか治らない場合は手術の適応となります。

(僕が手術したクリニックのHPから主に抜粋)

 

この記事を読めば、副鼻腔炎の概要はだいたいわかります。

ひどい鼻づまりや鼻水が続いたら要注意 慢性副鼻腔炎とは | NHK健康チャンネル

 

日本の患者数は約200万人と言われていて、強引に日本の人口を1億人と仮定すれば、2%の人が症状を持っているとのこと。計算上は100人に2人ですが、僕が副鼻腔炎を患って手術を行うと周囲に伝えたところ、副鼻腔炎と診断された、もしくは自身や知り合いに手術の経験があるという人が、合計6人も現れました。僕、友達と会社の知り合いを足しても100人いないんですけどね…。

 

僕の場合の主な症状は、後鼻漏といって、鼻水が鼻の穴からは出ずに喉の奥に四六時中落ち続けるというものでした。鼻は効いていて匂いは判別できたし、そこまで呼吸が苦しいわけではなかったので、日常生活への支障はさほど感じていませんでした。

そんなことより、副鼻腔炎が咳喘息の原因になっていた疑いが強かったのです。

 

 

 

「肋骨にヒビを入れるほどの咳は二度と味わいたくない」という気持ちが、手術を決断するに至った大きなモチベーションでした。一度最悪な目に遭ったことによって、「これは悪い芽だ」とハッキリ自覚することができるようになったのだと思います。副鼻腔炎と喘息については、以下を読むとよくわかります。

 

www.nhk.or.jp

 

ちなみに、知り合いのお父さんがは副鼻腔炎になって、くしゃみをするだけで周囲に膿の異臭が放たれるという減少が起きたそうです。大変にdisgusitingですね。僕はここまでひどくはなかったものの、放っておくと将来こんなことになったかと思うと、手術をしてよかったなと思います。

 

副鼻腔炎はどうやって治すの?

8割は服薬で治りますが、服薬で治らない残りの2割は手術をすることになります。が、あくまで手術は本人が同意しなければ実施されないので、手術にビビったり、根本解決を先送りにするような種類の人たちは手術を受けずに、日に日に症状を悪化させ、時には異臭をバラ撒いているような哀れな人達も一定数存在しているはずです。そんな人にはなりたくないという気持ちも、手術を決断した理由の一つですね。

 

副鼻腔炎の手術中と手術後はどんな感じ?

簡単に言うと、こういう手術をしてこうなりました。

 

内視鏡下副鼻腔手術

内視鏡下鼻腔隔手術

内視鏡下鼻腔手術

 

僕はこの3つの名称の手術を日帰りの局部麻酔で行いました。所要時間はトータル3時間ぐらい。手術自体は1.5~2時間。保険適用なので、高額医療費制度が利用できます。事前に限度額適用認定証を用意して手術に臨みましたが、約9万円が飛んでいきました…

 

手術が始まると、まずは点滴で水分と抗生物質を投入。鼻の中に塗るタイプの軽めの麻酔をされた後、鼻穴の入り口付近(たぶん)に注射針を指して強い麻酔を注入。その直後、心拍数がガンガンに上がって胸がドッキンドッキンしてきます。危険ドラッグをやったらこんな感じかなーと想像が膨らみます。

 

麻酔が効いてくると、マイクロデブリッダーという器具を使って、鼻の中の空洞を狭くしている軟骨やポリープをガリガリと削って切除吸引していきます。切除と吸引が同時にできるというのがミソで、この器具が実用化される前は切除と吸引を別々の器具で行っていたため、手術の所要時間が倍かかっていたそうです。ありがとう、マイクロデブリッダー。

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www.ishiyaku.co.jp

 

麻酔が効いているので痛みは時々しか走らないものの、軟骨を削る音が骨伝導で直接脳に響くのはなかなかのグロい体験でした。自分が改造されている感がスゴイ。実際に顔の中を改造されているわけですしね。なので、

 

こういう自分や…

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こういう自分を想像して…

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時々気を紛らわせていたわけです。まあ実際はものすごく恐いんですけど…。

 

真面目な話、「今の苦痛が将来の自分を楽にする」というのは手術中は心の中でずっと唱えていましたね。そうでもないと、鼻の中をいじくり回されて軟骨を切除されるなんでとても耐えられない。果実を強くイメージしていました。

 

手術後は鼻の奥にタップリと詰め物を挿入され、鼻の入り口には綿球を詰められて帰宅。麻酔が切れるまでに痛み止めを服用するものの、夜には信じられない痛みが走り、アナルに座薬の痛み止めを挿入してもまだ痛む始末。反射で涙と唾液が止まらず、唾液を飲み込むのも辛いため、ネコ用のオシッコシートをヨダレ掛けにして、ヨダレをだらだらと垂らしながら、痛みに耐えきれず昏睡するように眠ったのがAM3時頃。手術後の晩のほうが手術中よりも明らかにキツイです。このときも、「これで将来は肋骨にヒビを入れるような咳を味わわずに済む」と心の中で唱えていました。苦痛を乗り越えるには、将来の果実とセットでなければやっていけません。逆に、将来の果実にならない苦痛は単なるマイナスで意味がないので、何としても避けるべきだという思いを強くしました。

 

で、一晩を乗り越えさえすれば、痛み止めを服用すればほぼ平気なレベルに落ち着いてきます。仕事は手術後4日目で再開。手術後10日経ったあたりで出血はほとんど止まりました。できるだけ静かに暮らして、1ヶ月後には傷はほぼ完治。その後数カ月は服薬して様子を見る、という感じです。

 

ちなみに全身麻酔手術する場合は、1週間適度入院することになるそうです。個人的には、入院するほどではないなと思います。

 

④ 感想・学び

9万円飛んでいって、財布も痛みも痛かったですが、今後残りの人生約50年が楽になると考えると、良い買い物をしたと思います。お金と時間と精神力を自分の健康のために投じて悪い芽を摘むことができたことを素直に喜んでいます。

上を目指したり得意なことを伸ばすのも大事ですが、時に、自分の弱点や足切りされる要素を先に潰しておくことも大事だと再認識することができました。