在るモノを出す

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以前、以下の記事で「考えていないことは喋れない」と書きました。

忖度のすゝめ - ri_supersaiyanのブログ

至極当たり前のことですが、それと同じで、「思ってもいないことは書けない」し、「好きでもないことはやれない」し、「無いものは出せない」です。否定語が多いのはよくないので言い方を変えましょう。「思っていることは書ける」し、「好きなことはやれる」だし、「あるモノは出せる」です。

「とりあえず」は損 ~ 言い方の技術の、そのまえに - ri_supersaiyanのブログ

 

思っていることはブログで書いているし、日頃のツイートでも言い散らかしています。最近だと、年賀状について思っていることをツイートしました。

フォロワーさん達からは概ね賛同いただきましたが、FF外(笑)の人からは、「どうかと思うー」みたいなリプも頂きました。ツイッターでのディスカッションはフリーダムなのでどんなオピニオンもフェアにオッケーでウェルカムですf:id:ri_supersaiyan:20171220194100p:plain

 

さて、ここからが本題ですが、僕の心のなかにあるずっと好きなものを出します、という話です。ちょっと長いですが、文脈で語るほうがよいと思ったためです。また、告知を含みます。もしお急ぎでさえなければ、よかったらお付合い頂けると幸いです。

 

 

 

 

幼少の頃から、マイケル・ジャクソンスティービー・ワンダー久保田利伸を親から聴かされて育ち、高校時代はバンドをかじり、大人になってからはテクノDJの活動を8年間行いました。

 

DJを始めたきっかけは、大学時代に付き合っていた彼女から全く笑えない非道いフラれ方をされ、大学へ行かずゾンビのように塞ぎ込んでいた僕を、地元の友人が無理矢理に新宿リキッドルームで行われていた夜のテクノイベントに連れて行ってくれたのがきっかけでした。

(笑えない非道いフラれ方は、サウザーさんの白熱教室の中で語っています。気になる方は聴いてみてください。有料コンテンツです。)

 

一晩中、クラブで爆音の中、ヤケクソでテキーラショットを何杯も煽り、酩酊して意識が朦朧としながらも汗だくになって踊り続けた結果、明け方のダンスフロア上で意識が異常なまでに覚醒し、まるで死の淵から生還したような安堵感と爽快感を覚え、冗談ではなく本当に生気を取り戻すことができたという実感を得たのです(人生が変わったと言っても大袈裟ではない)。A DJ Saved My Life です。(そういうタイトルの曲がありますね)

Indeep - Last Night A DJ Saved My Life (Official Music Video) - YouTube

 

その後すぐにハウス・テクノ音楽に取り憑かれ、バイトでお金を貯めてDJ機材を買いました。機材を買うまで待ちきれなかったので、近所のヨドバシカメラunderworldchemical brothersFatboy Slim のCDとヘッドフォンを持参して、店頭の展示機材を無断で使って店員に怒られるまで練習を続けていました。そのお陰で機材を買った頃には、基礎的なミックス(曲の繋ぎ)は既にできるようになっていました。

 

その後は練習を積んでクラブ関係の人脈を作り、クラブのDJブースやラウンジに立てるようになってからは、平日土日を問わずに夜な夜な大小様々な場所で音楽を紡ぎ続けてきました。DJ活動の初期はハウス、中期後期はテクノを中心に、時にはロックポップでもDJをしました。青山maniaclove、六本木core、西麻布eleven、同じく西麻布soundbar+、麻布十番warehouse702、渋谷womb、同じく渋谷のmodule、他にも色々と。DJをしたことがあるクラブは、今では潰れたかリニューアルをして、残念ながら殆ど姿を残していません。

 

後期の最後の方はこういう硬派なテクノDJをしていました。チャラさゼロ。曲のテンポ合わせは自動ではなく全て手動です。

Masculine Techno DJ Mix in 2011 (75MB, 80Min) by DJ Supersaiyan | Free Listening on SoundCloud 

 

残念ながら僕はDJとして大成できませんでしたが、1つの活動に8年間打ち込み続けたことは、いい思い出や誇りとして心に残っています。普通に仕事をして生きているだけでは、以下のツイートに書いたような思いや体験は決してできません。人前に立つことへの度胸や思い切りと、お金を払ってくれるお客さんへの誠意の気持ちと緊張感は、僕はDJ活動を通じて学びました。

 

また、DJをしていたお陰で女の子にちょっぴりモテました。先輩DJが連れてきた女友達とセックスをして、干されかけたこともありました(だから大成できないんだよwww)。ヨソのパーティーの女DJの女友達に手を出して、ビンタされかけたこともあります(すかさず廻し受け)。いずれも今となっては良い学びです。

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しかし、今の嫁と結婚をすると決断した時点で、夜型の生活、酒、タバコ、クラブやDJ活動への出費を全て止めることにしました。今思い返すと、8年続けて大成できなかったので、どこかでDJを止める理由が欲しかったのかもしれません。最後のDJで渋谷の小さなクラブを借りて、DJとスタッフを集めてパーティーを主催しましたが、うまく集客をすることができず、クラブのレンタル代、関係者への僅かなギャラ、フライヤー印刷費等で合計8万円近くの赤字を出して撃沈。DJ活動の幕引きとしては申し分ない圧倒的敗北でした。当時の僕の器では、一晩のパーティーを成功させることは到底無理な芸当だったのです。「こんなに上手くいかないんだから、止めよう」と、諦めがつきました。そう思うや否や、所有していたDJ機材を全て売り払いました。バイトを頑張って苦労して買った機材も、売る時は一瞬でサヨウナラです。

 

その後、結婚に向けて生活を改めて仕事に打ち込んで、ビジネス書や自己啓発書なんかを読み漁り始めると、それまで付き合ってきたクラブやDJの知り合い達と、あっという間に疎遠になっていきました。パーティーに誘われても遊びに行かなくなり、大体皆クラブで酔っ払って爆音の中で会話をしているので、実はお互いのことをよく知らないんだなと気が付いて、今までになかった距離感を覚えて、自分から疎遠にしていったと言うのが正しいのかもしれません。

(もちろん、クラブでの出会いから人付き合いを深めて、クラブ抜きで普通に食事に行ったり、結婚して家族ぐるみの付き合いを継続している人たちは沢山います。あくまで僕自身がクラブやDJ活動を通じて、継続的な人間関係を作ることができなかった、というだけの話です。)

 

すると、それまで死ぬほど聴いていたテクノやハウスを一切聴かなくなり、ふとした瞬間に、幼いころに聴いていた久保田利伸マイケル・ジャクソンを聴きたいと思い立ったのです。試しにyoutubeで開いてみたところ、ツボにドハマリ。幼い頃に聴いていたものが心の中でグオォォッ!!と蘇ってきたわけです。

久保田利伸 『流星のサドル』 - YouTube

久保田利伸 TIMEシャワーに射たれて - YouTube

Michael Jackson - Billie Jean (Official Video) - YouTube

Michael Jackson - Don’t Stop 'Til You Get Enough (Official Video) - YouTube

 

久保田利伸マイケル・ジャクソンの追悼曲を出しているのを見つけて大興奮したり。上記の "Don't stop till you get enough" にソックリで。

久保田利伸「Tomorrow Waltz - Single」をiTunesで  (※2曲目のstar light)

 

これは主観なので伝わりにくいかもしれないですが、すごくシックリきたわけです。「ああ、オレは昔からファンキーでスウィートな音楽が好きなんだな…(遠い目)」みたいな。そこからは親の世代の80年代前半付近のディスコ曲をひたすら聴き漁りました。初めて聴く曲でも、感覚的にシックリきているので、懐かしくも新鮮な気持ちで心も身体も踊ります。最初はyoutubeで聴いていましたが、しばらくするとapple musicやspotifyの定額課金で聴き放題のサービスが登場したので更に深くハマることに。昔の曲でもザクザクと出てきて、まるで宝探しをしている気分でした。そして、App StoreDjayという名前のDJアプリを見つけて、しかもspotifyと連携できるというじゃありませんか。その時思ったわけです。「今オレが大好きなディスコ曲で、またDJができるじゃないか!」と。

 

それで、iPhoneアプリだけで試しにやってみたDJがこちら。オンラインとは言え、僕の初めての人前でのディスコDJです(最初の30分)。楽しくて仕方なかったですね。ツイキャスのタイトルの時点からテンションが上がっていますwww

 

ここで告知ですが、またツイキャスでディスコDJをやります。12/26(火)21時もしくは22時頃の開始です。またツイートでお知らせしますので、よかったらぜひ聴いてください。 気になる方は今のうちに通知リストに入れておいてくださいね。

Support - TwitCasting  (通知リストの登録方法

 

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ミキサー、ヘッドホン、マイクを購入済みですエッヘッへ。

 

それで、前回のようにただiPhoneでDJするだけでは面白くありません。そんなキャス主は腐るほどいるので、今回は、

・DJの解説を喋りながら

・曲紹介や合いの手を入れながら

・時に一緒に歌いながら

DJをします。このスタイルの参考になったのは、以下の3組。

田中フミヤ

・大阪のローカルDJ

Tuxedo

 

田中フミヤは、日本のテクノDJ、テクノ音楽クリエイターの先駆者ですが、2007年に発売したDVD "Via" で「DJがプレイ中に巡らせる思考を言語化してみたとしたら?」という発想を発端に、クラブの現場でDJ中にぶつぶつ喋って、それを記録しているという、当時のテクノ業界全体が目ン玉をひん剥いて驚くほど話題になった作品でのスタイルです。電気グルーヴ石野卓球も絶賛。

www.youtube.com

 

大阪のローカルDJは、DJがマイクを使って曲紹介や合いの手の声を入れるというものです。東京のクラブではまずあり得ないことなので、初めて見たときは衝撃を受けました。ただ、80年代のディスコでは、東京でもDJが喋るのが普通だったらしいので、どうやらこれはオールドスクールスタイルのようです。

 

Tuxedoは、ディスコリバイバルの流れを汲むアメリカのユニットですが、彼らが大阪に来た時に観たDJでは、時折マイクで曲に合わせて生歌を入れていました(片割れが元々ソロシンガーなので歌がうまい)。これもなかなか驚きました。

(海外でのDJ、自分たちの歌を自分で歌っているシーンの抜粋。実際は他人の曲でも歌う。うちの子供たちはTuxedoが大好きです。)

 

で、僕のツイキャスDJを聴く時は、お家のスピーカーで、もしくはスマホにイヤフォンを挿してお酒を飲みながら聴くと、音質が豊かになって楽しく聴けますよ笑

 忘年会が終わったら惰性で2軒目に寄らずに、まっすぐ家に帰りながら僕のDJで楽しんでもらえると大変幸いです。

 

 

そして、2018年は人のためにDJをする活動を行いたいと思います。 

 

 

本記事でここまで書いてきたように、音楽は個人の好みに加えて、過去の体験や思い入れという要素が非常に強いのです。好きな人が聴いていた曲、試合の前に必ず聴いていた曲、よく行く場所で流れていたあの曲、受験勉強でいつも聴いていた曲、フラれた時に癒やされた曲、青春時代の思い出の曲など。以下のくまの氏のツイートにあるように、まさに「人の音楽に、その人の歴史あり」です。

例えば僕はDragon Ashのアルバム "Viva La Revolution" を聴くと、高校時代の暑い夏を思い出します。

(5曲目の「ピッと出てきて即大盛況」の "Attention" という曲は、有名なディスコ曲であるCheryl Lynn "Got To Be Real"のトラックと、Fatboy Slim "Gangster Trippin" の声ネタをサンプリングしています。)

 

また、コンテンツとしての音楽はテキストや動画と違って、部分的にかい摘んで聴いたり時短できる程に再生速度を上げると、本来の良さや魅力が損なわれる性質があります。言い換えると、音楽というコンテンツをきちんと消費するには必ず長い時間がかかるわけです。余暇時間の過ごし方としてスマホ、テキスト(読書、ブログ等)、動画と食い合うし、音楽は時間あたりの情報量コスパがダントツに悪い。しかも、テキストや動画よりも娯楽としての側面が強く、平たく言うと音楽を聴いても殆どタメになりません(≒知識や考え方が身につくわけではない)。なので、いくら発信しても、それが無料だとしても、好かれない音楽は全く見向きもされません。 

 

そこで思いついたのは、個人の好み、体験、思い入れに根ざした曲をその人のためだけにDJをして繋げて、1つのミックス作品としてお届けする、というものです。「売れている」、「新しい」、「流行っている」、ではなく、個人の趣味嗜好が細分化されたこの時代、どれだけ純度高くパーソナライズされているかが、DJミックス作品にも必要とされるのではないかという仮設を立てました。アルバムを一枚買えばハズレ曲が混じります。ミックスCDを買って聴けば、好みではない余計な曲が混じります。ミックスされているので曲順は変えられません。なので、単曲でのダウンロードやストリーミングが今は主流ですが、飽きられた瞬間にPCのHDDやスマホから、指先1つでひでぶ!と削除されてしまいます。もしくは、削除はされないけど、二度と再生もされません(あなたのiTunesの中にもこういう曲があるはずです!)。よほど愛されない限り、音楽はそういう悲しい扱いを受けてしまうものなのです(もちろんテキストや動画も然り)。

 

なので、時間が立っても尚、心のベスト10に残っているような大切な曲、心が踊るようにワクワクとする曲だけを集めてDJをすることができれば、それはその人にとって充実した時間の過ごし方になるのではないかと考えたわけです。

 

クラブの現場に8年間立ち続けたキャリアはありますが、テクノ、ハウス以外の経験外の音楽を、専門でやっているDJの方と同じ水準でミックスするだけの高い技術と経験は今の僕にはありません。実績も信頼もまだ積み上がっていませんし、今はリクエストを頂けるだけでありがたいです。リクエストをしてくれた方の選曲でDJをすることによって、僕も練習する機会を与えてもらうというわけです。なので、当面は無料で行っていきます。将来的に、多少の実績や信頼らしきものができたと思えた時点で初めて、幾ばくかの経費にあたる費用を頂戴することを検討するかもしれませんが、それはまだ先の話です。そういう考えがあっての、以下のツイートに至りました。

 

 

 

注文を受けて作ってお届けするので、「出前」です。

ジャンルは全く問いません。テクノ、ハウス、ヒップホップ、R&B、ジャズ、ロック、J-POP、K-POP、サントラ、テーマ曲、アニソン、歌謡曲などなど、その他なんでもOKです。だいたい10〜15曲位を羅列して、メールアドレスri.supersaiyan.onlinedemaedj@gmail.com、もしくは僕のツイッターのDMにお送りください。(メールの場合はSNSアカウントへのリンク貼りをお願いします。)

 

曲順は指定してもらっても、僕に任せてもらってもいずれもOKです。spotifyもしくはapple musicにある曲であれば、プレイリスト全体や曲ごとのURLを貼ってもらえるとありがたいですが、これはあくまでも任意です(ない曲はTSUTAYAでCDレンタルしてでも用意します)。それよりも大事なのは、曲に対する思い入れや体験を、ご自身の言葉で語ってほしいということです。短文でも長文でも構いませんので語って頂ければ、あなたの思い入れに対して僕も思いを馳せます。それによって単なるDJ作業の外注ではなく、リクエストしてくれた方の心のなかにある思い入れや体験と、僕が持つDJ機材やDJのセンスと技術が合わさって、共同のひとつの作品を創り出すことができるようになると思うのです。つまり、お互い自分のなかに在るモノを出し合う、というわけです。

 

僕とのフォロー有無、フォロワー数の多寡は問いません。マ○コ門戸をガバガバに開いてお待ちしています。「パーソナル出前DJ」はトライアルでの開始ですので、ぜひお気軽にご依頼を頂けると嬉しいです。

 

というわけで、パーソナル出前DJ、一丁いかがっすか!!

 

ご依頼はこちらから↓

ri.supersaiyan.onlinedemaedj@gmail.com

or 

スーパーサイヤさん (@ri_supersaiyan) | Twitter (DM開放しています)

 

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SMAP曲だけでのDJも、年末もしくは年明けには必ず収録して公開します。やると言ったらやります。