「とりあえず」は損 ~ 言い方の技術の、そのまえに

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みうらじゅんのアイコンでおなじみの桐崎さんから、こんなご提案を頂きました。

 

言い方の技術、という言葉をヒントに、本記事を書いてみたいと思います。

 

それは、ふと以下のつぶやきをしたことに端を発します。

 

同じ意味でも、言い方を変えるだけで、受け手が持つ印象や心象に大きな違いが出るという話です。どうせ同じ意味のことを言うなら、ポジティブで明るい言葉や表現を選ぼうよ、というシンプルな話です。

 

思いのほか多くのRTとイイネを頂いたので、僕はしばしば「言い方」についてのツイートをしていたことに気が付き、過去の該当ツイートを掘り返して連続でRTをしました。

 

 

 

(最後のツイートはアホですね!)

 

実は、「言い方」はもちろん大事なのですが、それはあくまで枝葉の話でしかない、と思っています。

 

どういうことかと言うと、例えば、ビジネスの現場で「マジそれなくね?激オコだわー」という発言をした時点で、ソイツは社会人として足切りされて会社から干される可能性が高いものの、仮にソイツが平均の3倍をコンスタントに売り上げるスーパー営業マンだったとしたら、言い方がまともな並の営業マンよりも会社から確実に重宝されるということです。しかし、これは極端な例です。もう少し現実的に言うと、昇進をかけた似たスペックの2名が居た場合は、言い方の感じが良くて印象が良いほうが選ばれます。なので、決して侮ってはいけない枝葉です。僅差で負けたら、もったいないです。

 

プライベートの場においては、言い方が上手じゃない人は、他人を不快にさせたり悪い印象を与えているだけです。ビジネスにおいては数字というファクトが何よりも優先される基準ですが、プライベートの人間関係は感情の世界です。「なんかこの人感じイイじゃん」とか「なんかイヤだ」と感じるかどうかです。ファクトやロジックの世界ではありません。利害関係がなければ、その気になれば一瞬で捨てることができるのがプライベートの人付き合いですから、なおさら大切にする必要があると思っています。

 

ビジネスもプライベートも含めて、人間関係で共通して言えるのは、相手と良い関係を築くことが、自分自身の幸福や得や徳になって返ってくるということです。だから良い関係を作りたいという、これまたシンプルな話です。

 

人間関係とは、突き詰めれば一対一の付き合いです。個人対個人です。相手の感じ方は千差万別です。もちろん、自分のこれまでの人付き合いの経験や、相手の属性によっては、ある程度の相手の感じ方の傾向について仮説を立てることが可能です。しかし、月並みですが、まずは相手ひとりひとりをきちんと見なければなりません。特に関係の初期段階は、相手の感じ方や受け取り方に気を配る必要があります。

 

そのうえで、言い方の技術を磨く以前に考えるべきことがあります。

・自分はその相手との間にどのような関係を築きたいのか

・自分はその相手からどのように思ってもらいたいのか

 

またまたシンプルな話ですが、相手との良い関係を築き始めるには、最低限の信用を得る必要があるので、「人から信用されたい」と思って振舞っていくだけで良いと思います。そうすれば自ずと、感じの悪い言い方は避けるし、相手が理解できるように話すし、約束は守ろうとするし、まず相手にGIVEしようとするし、本音で素直に接しようとすることになってくる、というわけです。何も難しいことはありません。

もし相手と良い関係を築きたいと思っていなければ、プライベートなら極力絡まなければいいだけです。ビジネスの場合はどうしても関わらなければならないことがありますから、その際に自分が相手からイヤな思いをさせられないようにするために、相手にとって適切な応対をして嫌われないようにする必要があります。すると、自然とヘタな言い方はできないよなぁと考えるわけです。

 

ここまで書いてきた考え方の延長線上に、言い方の技術が自然と存在しています。技術だけ先行しても、相手に見透かされて上滑りするだけでしょうから、気をつけてください。言い方は大事だけど、言い方だけを良くすればそれでいいってもんじゃないというのが、本記事の主張でございます。心掛けが先、技術が後です。

 

 問題:印象が良いと感じるほうを選んでみましょう。(超入門編)

 

問1

A.最低限の信用を得ないと、相手との関係を築き始めることができない

B.最低限の信用を得れば、相手との良い関係は築き始めることができる

 

問2 

A.ご飯を食べ終わらないと、アイスが食べられないよ

B.ご飯を食べ終われば、アイスを食べられるよ

 

問3 

A.この資料が揃わないと提案書が完成できません

B.この資料さえ揃えば提案書が完成できます

 

否定語を使わない方がいいってだけの話ですね。

 

 あと、これオススメです↓

style.nikkei.com

 

これもオススメです↓

www.lifehacker.jp

 

以下、ツイッターで頂いた反応を掲載します↓

 

桐崎美玲 on Twitter: "素晴らしいアクションの速さ!! サイヤさんの「言い方の技術」は「コミュニケーションの技術」とも言えます。すぐにでも使っていこう。 https://t.co/9cTwCwBrEr"

 

ハイロー on Twitter: "ひとまず、オススメの記事を一通りみて即実践します。これは僕の最大クラスの問題点に刺さったので嬉しいです。ありがとうございます。 https://t.co/4C07IhBJUD"

 

kai on Twitter: "頼み方1つとっても気遣いを感じさせる人とそうでない人がはっきりと別れますよね。同じことでも言い方が違うだけで与える印象に雲泥の差があります。とても大事な技術ですね! https://t.co/l6aBlwxVPq"

 

ハーバル on Twitter: "すごい参考になります https://t.co/yhnuyk8l6E"

 

く す お on Twitter: "良記事。コヴィーさんの第五の習慣にも通じますね。 https://t.co/LB0LIoLycs"